改めまして、ごあいさつを。
長いですが、読んで下さったら嬉しいです。
はじめまして。
リトミック教室おとりずむのいしかわちかこです。
札幌市の北区のはじっこ、南あいの里にあります。
ベビーから大人まで、音楽の楽しさや面白さはもちろん、生活の一部として、また身近なものとして、ずっと音楽に触れ合ってもらえたらと願い、教室を開講しました。
私自身も、幼少期より音楽を学んできた一人です。
でも当時は、リトミックのように身体で音楽を感じて表現できる教育はなく、グレード試験のため、
「Allegretto(アレグレット)」
「Moderato(モデラート)」
など、速度記号や音楽表記の単語帳を作ってもらい、3歳頃から図形か記号ように丸暗記して覚えていたのを覚えています。
レッスンの初めはニコニコなのに、最後は泣いている。。。そんな感じでした。
もちろん、楽譜を見て弾けるようになってくると楽しくなっていきますが、レッスンの曲よりも、好きなアーティストの曲や流行の曲などよく弾いたり歌ったりして遊んでいましたね。笑
電子楽器もずっとやっておりましたので、クラシックだけでなく、ポップス、ジャズ、ラテンなどジャンルは幅広く、コードも得意です。
今でも、気になったコード進行が聴こえてくると、すぐに耳コピして弾いて自分のものにします。笑
即興やアレンジして弾くのが大好きなので、
養護学校教員時代も、生徒が「テレビでやってた曲好きだから弾いて」というと、その口ずさんだメロディーにすぐ伴奏を付けて弾いてあげられます。
「こんな感じ?」「そうそう」
楽譜がなくても、臨機応変にすぐその場で盛り上がれるって楽しいですよね。
時には、和んだり癒やしてくれたりもする音楽も。
身体の緊張が強い生徒には、リラックスする曲を。
毎回同じ曲を弾いてという生徒もいましたね。
音楽には、たくさんの力があるんだなあと思いました。
いずれ、自分に子どもができても、子ども達には音楽と遊んでほしい。楽しんでほしいなと思っていました。
そして、結婚し子どもができて、いざ息子を音楽教室へ連れて行きました。
すると、みんなお母さんのおひざの上で大人しく座っているのに、うちの子だけじっとできなかったんです。
とにかく目移りしたり、ちょろちょろ。。。
先生がピアノを弾いているのを聴いて、一緒に動いたり、楽器に触わりたかったんでしょうね。
うちの子だけなんだか派手に動いている気がして、迷惑をかけている気がして、すっかり自信をなくしました。
そんな時に出会ったのが、リトミックでした。
知識の丸暗記じゃなくて、おとなしくしている必要はなくて、小さい頃から音と遊べる、身体で表現できる習い事。
まねっこしたり、身体を動かしたり、言葉のリズムで遊んだり、手指の向上につながる知育や工作もあります。
「動の活動」と「静の活動」が、交互に出てくるので、子どもが飽きずにできるんです。
そして、その身体で学んできたこと(リズムやニュアンスなど)が、いずれ
「◯◯という音符に」、
「◯◯というフレーズに」
とつながっていく。
【すぐ弾く、すぐ譜読み】じゃないんですね。
しかも、それらの活動は、一人ひとりの集中力や判断力・創造力・感性・社会性など、いろいろな力に結びつく要素がたくさんあります。
子ども達のこれからのさまざまな場面の中で、その力を発揮することが出てくるんだろうなあと思います。
ただ、
リトミックは、その効果がすぐにわかりづらいんです。
楽しいですよ。もちろん!
イベントも盛り上がります!
でも、
体操のように「逆上がりができるようになった」とか、
水泳のように「25M泳げるようになった」とか、
ピアノのように「エリーゼのためにが弾けるようになった」とか、目に見える物として捉えにくい。
だから、「リトミックって何?」って聞かれても、一言で言いづらいですよね。
なぜなら、頭も心も身体も育つ情操教育だからでしょう。
でも、少し続けるとすぐわかります。
ただ、成長の変化やスピードは子ども達それぞれです。
競い合うものでもありません。
表現の仕方だって、子ども達みんな違う。
それがステキだなって思います。
そこを見つけてあげて、毎週の成長を親御さんと共有できるのが、とても嬉しいですし、やりがいがあります。
また、たまに前にできていたことをやらなくなったり、機嫌が悪くてできなかったり、そんなこともあります。
成長に伴って、興味関心が変わってきたり、イヤイヤ期になると「やだやだ!」も、もちろんあります。
でも、そこはリトミック!
臨機応変に活動を変えたり、アプローチを変えたり。
指導者の腕の見せ所ですが、そんなLIVE感のある習い事が、リトミックならではですね。
ぜひ一度おとりずむのリトミックへ遊びにいらしてください。
体験レッスン随時受付しております!
リトミック教室おとりずむ
いしかわちかこ